菩提心とは

菩提心とは?

  菩提心というのは引き受けることの一種であり、衆生の苦を引き受けるとのことです。ある人に殴られるにしても、ある人に罵られる(叱られる)にしても、ある人に殺されるにしても、全部引き受けます。それは全部自分が過去で積み重ねた因の応報であるからです。ゾクチェンを修行するには、あらゆる苦痛を引き受けなければなりません。
  菩提心というのは、どんなことに見舞われてもわきに退かないということです。困難に襲われることを上師が加持してくださるチャンスだと見做し、忍耐力を修行します。
  恨んでもしかたがありません。忍耐と慈悲の心をもっていれば、相手の恨みが消えます。
  我われは覚えておくべきことは、衆生(への助け)を諦めてはいけないことです。ゾクチェンの基礎は菩提心です。菩提心があれば、ゾクチェンはきっとその人の心の中から生じてきます。

(2011年7月7日に慈成加参リンポチェが亜青寺にて諭した法話の一部より)